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公害防止管理者と下水道管理技術認定試験 勉強方法&参考書&問題集

公害防止管理者 下水道管理技術認定試験 参考書 過去問 勉強方法 設備資格合格体験記
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公害防止管理者と下水道管理技術認定試験に合格された男性の合格体験記の紹介です。

※個人名は伏せる条件で、当HP掲載をオーム社さまから直接了承を頂いております。

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公害防止管理者と下水道管理技術認定試験 合格体験記

「設備と管理2022年3月号」掲載分です。

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参考書と問題集

 以前、合格体験記が掲載された際に、今後に挑戦する資格について書きました。宣言どおり2つの試験に合格したので、ここに記します。

 公害防止管理者は去年3種を合格しているので、「公害総論」「水質概論」「汚水処理特論」「大規模水質特論」は受験する必要がなく、「水質有害物質特論」の1科目の受験でした。

初見で過去問を解いたときは、まったく問題が解けませんでした。5科目の中で一番化学の要素が強いので難しく、水質の鬼門と呼ばれています

問題は15問です。

そこで、過去問を15年分解いてみました。最初は理解が進みませんでしたが、10月の試験まで勉強していて手ごたえを感じたのは7月でした。

 次に過去問3年分を本番形式で解いてみました。10分で解いて合格点に達していたので、合格できる手ごたえを感じました。

 勉強に使用した本は産業環境管理協会が出版している『新公害防止の技術と法規 水質偏』です。
毎年2月頃に出版されます。

2025年版 2025年1月31日発売!

問題集はオーム社の『下水道管理技術認定試験 管路施設 合格問題集』(関根康生著)と

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『公害防止管理者試験 水質関係 攻略問題集』(三好康彦著)を使いました。

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 管路施設の勉強方法は量をこなすために過去問を解いていくだけです。試験科目は「工場排水」「維持管理」「安全管理」「法規」の4つで、全部で10年分の過去問を解きました。

特に直近の5年分は繰り返し解きました。

試験の問題は、50問あるので50×10=500問です。50問中、計算問題が問題が1問出ます。

初めはその計算問題が解けませんでした。

しかし、解答のパターンが似ていることに気がつき、解けるようになりました。

1問2点だけなので切り捨てても良かったのですが、2種の問題にも同じような計算問題が出てくるため、解けるようにしておいて損はありません。

私の場合、下位の試験から受験していく方針を採っています。資格マニアと言われるように
なってからも、その方法は変えていません。 

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公害防止管理者

公害防止管理者はいきなり1種から受験する人が多いのですが、5科目あるうちの1~2科目は落としてしまいがちです。

そのため、どうしても2・3年はかかってしまいます。

それならば、3種や4種から受験して確実に合格していくのが早道のような気がします。

 特に水質の場合、「汚水処理特論」と「有害計算 物質特論」を同時に受験しないことです。

「汚水処理特論」は25問あり、問題数が多いので苦労します。

「有害物質特論」は内容が難しく、検査方法がいくつもあるのでこれを全部覚えるのは大変です。

参考書『新公害防止の技術と法規』は基本的な用語の説明がほとんどないので、他の参考書やインターネットで調べなくてはいけません。

こうした地道な作業が大切です。

鬼門である「有害物質特論」を後回しにして正解でした。 

公害防止管理者水質関係を受験した各科目の感想ですが、「公害総論」は他の公害防止管理種の試験にも共通の科目です。

着々と過去問を解いていれば合格できます。

「水質概論」は新しい問題への入れ替わりの比率が多いので、テキストをよく読んで応用が利くように理解しないと合格できません。

「汚水処理特論」は間題数が多いので苦労します。

有害物質特論

「有害物質特論」は化学の知識がないと合格は難しいと感じました。

「大規模水質特論」は実際の工場での内容なので勉強していて楽しかったです。

一番イメージしやすい科目ではないでしょうか。

問題数も10問と少なく、勉強時間も多くとられません。 

実際の試験の点数は公害防止管理者が73点、管路施設が86点で両方とも合格しました。 

今年は公害防止管理者大気関係第4種と下水道技術検定第2種の試験を受検する予定です。

現在、過去問の勉強をしているのですが計算問題が難しく、特に燃焼計算に苦戦しています。

年々難易度が上がっています。

2つの試験に合格したらまた応募したいと考えています。