
このページでは、第一種衛生管理者に独学で一発合格した筆者が
1.独学で合格できる勉強方法
2.合格に必要な勉強時間
を紹介しています!
ちなみに第一種衛生管理者は、講習やセミナーに参加せずとも独学で十分合格できる資格です!
第一種衛生管理者 勉強方法
概要
資格の勉強を始めるとき、
- 何から勉強すれば良いのか
- どのように勉強すれば良いのか
など、色々悩みますよね。
第一種衛生管理者の勉強方法の概要は、
ズバリ!
参考書を3回転以上解き+実践的な過去問を数回勉強するだけ!
です。

その理由は?
少し前までであれば、過去問だけ勉強していれば合格できるような資格だったのですが、近年出題傾向が変わってきており、徐々に難しくなってきている為、情報量が沢山ある参考書で勉強しないと合格は厳しくなっています。
ですから、参考書+過去問題集のセットでの勉強が必要です!

おすすめの参考書と過去問はあるの?
勉強に使用する参考書と過去問は、こちらのページで紹介していますのので、ぜひ参考にしてください。
参考書 勉強方法
それでは、具体的な勉強方法について説明をしていきます。
流れとしては、上記の問題集の各章を繰り返し勉強するだけなのですが、むやみに勉強するよりも以下の勉強方法が
効率的 & 合格率UP
することができます!
勉強方法 参考書①
まずは、おすすめする参考書から自分にあった参考書を
最低3回転以上勉強する!
です。
なお、私がおすすめする参考書第1位は「出るとこマスター! 衛生管理者試験」です。
おすすめ参考書 第1位~第3位はこちら
この参考書の構成は、
内容の説明⇒過去問題⇒解説
となっていますので、
内容の説明:内容を理解、暗記
過去問題:理解の確認・復習
解説:間違った箇所、分からなかった箇所のチェック及び理解と暗記
と勉強をして行きます。
- 3回繰り返すだけであれば、合格する事は可能性としてありますが、確実性は有りません
- 4回繰り返せば、3回転よりより合格する確実性が上がります
- 5回以上繰り返せば、ほぼ確実に合格出来るレベルに達します!!
ただし、むやみに勉強するだけでは、確実に合格する事はできません。
推奨の回転数は、3回転以上で各回転ごとに目的をもって勉強することが大事になります!
1回転目
しっかり時間をかけて問題を解き、徹底的に理解する!
徐々に慣れていくので、1回転目は、時間を気にせず、しっかり問題を読んでみてください。
そして、間違った問題、わからない問題の解説をしっかり良く読み、理解にすることに努めます。
また、暗鬼が必要なところはノートにまとめておくと、後々役に立ちます!
2回転目
普通に解いてみて、弱点の問題を確認・克服する。
2回転目は、普通に全問解いてみます。
1回点目である程度、理解できているはずですが、「これどういう意味?」と、
理解不足な箇所が必ず出てくるはずです。
そのような、理解が足りない問題、間違った問題を深堀することに努めます。
2回転目は、1回転目である程度理解が進んでいるので、そこまで時間がかからないと思います。
3回転目以降
弱点の問題のみ、再確認する。
3回転目は、2回転目で間違った問題や苦手な問題のみ解きます。
それの繰り返しで、弱点を克服していきます。
勉強方法 参考書②
各章ごとに繰り返し勉強をする!
1冊を通しで勉強するのではなく、各章ごとに繰り返し勉強をします。
この方が理解度が上がり、非常に効率的です!

その理由は?
第1種衛生管理者の参考書の多くは、約400ページ前後あります。
最初から最後まで続きで400ページを勉強すると、最初に勉強したことが後半になると徐々に忘れていきます。
1回転目で理解をした問題でも、忘れてしまっており再度思い出したりする時間のロスになります。
ですから、短時間で、何回も繰り返す方が、効率的かつ、記憶の定着に有効です。
より具体的に言うと、第一種衛生管理者の試験範囲は大きく5つに分かれています。
それに伴い、この参考書も5つに分かれています。
第1章:「関係法令(有害業務)」
第2章:「労働衛生(有害業務)」
第3章:「関係法令(それ以外の業務)」
第4章:「労働衛生(それ以外の業務)」
第5章:「労働生理」
これを
1回転目:第1章~第5章⇒2回転目:第1章~第5章⇒3回転目:第1章~第5章
このように、1~5章までを通して繰り返し勉強するのではなく、
第1章を1回転目⇒2回転目⇒3回転目
第2章を1回転目⇒2回転目⇒3回転目
・
第5章を1回転目⇒2回転目⇒3回転目
として、各章ごとに短く区切って繰り返し勉強することで効率的かつ、記憶の定着が図れます!
過去問 勉強方法
基本
次は、過去問の勉強方法です。
なお、私がおすすめする過去問題第1位は「第1種衛生管理者 過去7回 本試験問題集」です。
おすすめ過去問 第1位~第3位はこちら
参考書を複数回の勉強で、合格が出来るくらいの実力がついていると思うので、合格の可能性を高めていくため、実践的な過去問題をやっていきます。
目的は、
- 過去問からの知識補完、知識の定着など
- 実力試し
- 時間測定+時間感覚を養う
と色々あります。
何年分を何回転するかは、試験までの残り日数から逆算すれば良いと思いますが、一つ言えるのは、参考書と同じように数回繰り返し勉強し、記憶の定着ができるように勉強してください。
具体的に言うと、
過去問を
1回分→2回分→3回分→4回分→5回分→6回分→7回分
→1回分→2回分→3回分→4回分→5回分→6回分→7回分
→1回分→2回分→3回分→4回分→5回分→6回分→7回分
と勉強するよりは、
過去問を
1回分→1回分→1回分→2回分→2回分→2回分→3回分→3回分→3回分・・・・
と間違った問題などを短期間で繰り返し勉強できるため、効率的かつ、記憶の定着が図れます!
発展:より合格率を上げる
上記過去問題を一通り終えたら、ほぼ合格は目前です!
ですが、少しでも合格率を高めるためたいときは、
補足として「一問一答&要点まとめ」の問題集を加えて勉強します。
おすすめの「一問一答&要点まとめ」はこちらです。
勉強方法はいたって簡単です。
おすすめまとめ用の問題集を赤シートを使って一問一答形式で繰り返し解くだけ。
最後のまとめようなので、間違った問題はフセンを貼るか、チェックを付けて弱点を無くしていきましょう!
この段階になるとサクサク解答できると思いますので、数をこなすのがポイントです!
第一種衛生管理者 勉強時間
一般的な勉強時間
約80時間~100時間
一般的に言われている勉強時間です。
ただし、この勉強時間は、第二種衛生管理者を持っていない方の勉強時間です。
第二種の試験範囲は、第一種の試験範囲に被りますので、その分勉強時間が短くなります。
私の勉強時間
独学で勉強した時間は、
合計で約87時間です!
私は、第二種衛生管理者は持っておらず、第一種衛生管理者を直接受けたので、これだけの時間がかかっています。
また、この勉強時間で独学一発合格(得点80%以上)をしました。
何点取れたかは開示されないのでわからないのですが、体感では90%以上取れていると思っています。
私の勉強期間
勉強期間は、約2か月です。
以下のように勉強しました。
- 試験日の2か月前から勉強開始
- 平日2時間のみ
- 休日勉強一切無し
仮に1日3時間以上勉強すれば、1か月での取得も可能と思われます!
第一種衛生管理者 勉強時間の詳細
では、上記で使った問題集を使って82時間勉強した内訳を紹介していきます。
参考書の勉強時間
トータル:68時間30分
複数の書籍から厳選したおすすめ参考書第1位の「出るとこマスター! 衛生管理者試験」を4回転勉強しました。
おすすめ参考書第1位~第3位はこちら。
各章にかかった勉強時間の割合
当たり前ですが、各章ごとに勉強時間が違います。
第1章:「関係法令(有害業務)」
第1章は、作業主任者の選任、作業環境測定、化学物質などたくさん覚えることがあります。
参考書も一番ページが多くなっており、約110ページでここが一番勉強時間の割合が高いです。
第2章:「労働衛生(有害業務)」
第2章は、空気中の有害物質、その他健康被害、健康障害などの内容になっています。
第2章は、約80ページで第一章の次に勉強時間の割合が高いです。
第3章:「関係法令(それ以外の業務)」
第3章は、労働に関する法令などの内容になっています。
第3章は、第2章と同じ位の約80ページで第一章の次に勉強時間の割合が高いです。
第4章:「労働衛生(それ以外の業務)」
第4章は、主に職場環境などに関する内容になっています。
他の章に比べて若干少なく、約70ページです。
ページが少ないのと、イメージがしやすいので、覚えやすと思いますので、勉強時間割合が少なめです。
第5章:「労働生理」
第5章は、主に体の中のことに関する内容になっています。
他の章に比べて若干少なく、約70ページです。
イメージがしやすいので、覚えやすと思いますので、勉強時間割合が少なめです。
過去問の勉強時間
トータル:12時間30分
おすすめの過去問第1位「第1種衛生管理者 過去7回 本試験問題集」の4年分を3回転しました。
おすすめ過去問第1位~第3位はこちら。
回数を重ねるごとに、理解も深まってくるので、問題を解く時間も短くなってきます。
復習の勉強時間
試験3日前から、まとめノート、参考書、過去問に書き込んだポイント及び弱点問題を1通り復習しました。
トータル:6時間