
このページでは、電験1種に独学で合格した著者が電験2種に独学合格できるおすすめの
1.1次試験と2次試験の参考書
2.1次試験と2次試験の過去問と試験対策問題集
3.電験2種に適した試験に持ち込める電卓
を紹介しています!
電験2種 おすすめ 参考書
電験2種の参考書についてご紹介していきます。
電験2種に独学合格に必要な参考書は、大きく3つに分けられます。
- 電験2種用の数学参考書
- 1次試験用の参考書
- 2次試験用の参考書
このページでは、上記の3つに分けられたおすすめの参考書をそれぞれ順番に紹介してきます。
おすすめ数学参考書
電験2種は、電験3種には出てこなかった「微分・積分・微分方程式」や「ラプラス変換」などの
新たな数学知識が追加される為、電験2種専用の数学参考書が必要になってきます。
電験2種を解くのに必要な数学だけを勉強することが効率的な合格への近道です!
ランキング第1位
数学参考書おすすめランキング第1位は電気書院から出版されている
「いちばんよくわかる 電験2種数学入門帖」です!
↓試し読みできます
これは、電験1種合格までお世話になった優れものです!
途中で数学が分からなくなった時は、これを繰り返し勉強して数学の知識を深めてきました。
おすすめ理由
- 分かりやすい
⇒入門帖といわれるだけあり分かりやすいです - 電験3種と2種の違いが記載されている
⇒どう違い、どこまでが必要か記載されており、全体が明確になっている - QA方式で解説
⇒質問、回答の形式で説明があり、分かりやすい - 解説の後は、基本問題及び応用問題でチェック
⇒解説だけでなく、しっかり問題で確認が出来る
口コミ
「いちばんよくわかる 電験2種数学入門帖」←のリンク先にある
アマゾンでのレビュー評価は、星4.2/5です。
口コミまとめ(過去含む)
- 数学苦手な人でも大丈夫
- 理解を掘り下げるのに有益な良書
- ポイントをわかりやすく説明
- 微分積分がよく分かる
ランキング第2位
数学参考書おすすめランキング第2位は、電気書院から出版されている
「電験2種電気数学」です。
↓試し読みできます
おすすめ理由
- 覚えるのではなく理解できるように解説
- きっちりした教科書タイプ
⇒いちばんよくわかる 電験2種数学入門帖のような挿絵にカメのようなキャラクターなどは入っておらず、きっちりした教科書タイプ
口コミ
「電験2種電気数学」←のリンク先にある
アマゾンでのレビュー評価は、星4.5/5です。
口コミまとめ(過去含む)
- 独習者向けの丁寧さ
- 電験受験者のバイブル
ランキング第3位
数学参考書おすすめランキング第3位は、オーム社電気書院から出版されている
↓試し読みできます
電験2種1次試験用参考書でも紹介している「完全マスター電験二種受験テキストシリーズ」の電気数学偏です。
おすすめ理由
- 試験の出題傾向に沿った学習ができる
⇒解説部分の強化、例題、応用問題の入れ替えが積極的 - 図を見て理解できる
⇒図面を適宜掲載 - 読者のニーズに応えたつくり
⇒わかりやすく、やさしく記述された内容
口コミ
「完全マスター電験二種受験テキスト 電気数学」←のリンク先にある
アマゾンでのレビュー評価は、星3.8/5です。
口コミまとめ(過去含む)
- 電気理論の強化に電気数学は重要
- 数学から過去問へ受験生必携
おすすめ1次試験用参考書
電験2種1次試験は、電験3種と同じく、「理論」、「電力」、「機械」、「法規」の試験4科目がありますので、それぞれの科目の参考書が必要になってきます。
しかし、電験2種の1次試験「電力」と「機械」は、そこまで難しくないため、電験3種の参考書で代用が可能です。後々、必要だと感じてから購入をお勧めします。
留意:理論に関して
ズバリ!電験2種1次試験の中で一番難しいのは、理論です。
電験2種の1次試験でつまづくのは、この「理論」です。
電験2種1次試験は、「数学」のレベルがアップする為に「理論」の難易度がアップします。
これさえクリアできれば、1次試験は合格も同然です。
留意:法規に関して
電験2種は、電気主任技術者が保安監督できる範囲が高圧⇒特別高圧へと変わっていきますので、試験範囲が増えています。
また、法規は科目平均合格率が高いですが、年度によって難解な問題が出たりと合格率の変動が大きい為、油断できない科目です。
留意:機械と電力に関して
機械と電力に関しては、電験3種の難易度を少しレベルを上げた問題が出る為、電験3種の参考書でカバーできることが多いです。
一度、電験2種1次試験の過去問※を解いてみて、今持っている電験3種の参考書では力不足だと感じたならば、購入を検討することお勧めします。
※過去問はこちらからダウンロードできます。
あくまで、この2科目に関しては、2次試験が本番になりますので、1次試験は、そこまで難解ではありません。
ランキング第1位
1次試験用参考書おすすめランキング第1位は、電験3種に引き続き、
電気書院から出版されている「これだけ理論 改訂2版 (電験2種これだけシリーズ)」です。
↓試し読みできます
電力:「これだけ電力 改訂新版 (電験2種一次試験これだけシリーズ)」
↓試し読みできます
機械:「これだけ機械 改訂新版 (電験2種一次試験これだけシリーズ)」
↓試し読みできます
法規:「電験2種一次試験これだけシリーズ これだけ法規 改訂4版」
↓試し読みできます
電験2種用のこれだけシリーズは、当然に「電験3種これだけシリーズ」を引き継いでいるので、わかりやすく詳しく解説してあり、比較的易しい内容になっています。
おすすめ理由
- ステップごとの勉強
基本例題→応用問題→演習問題とステップごとに勉強が出来る - 1次試験合格に必要な実力を短時間に養成できる学習項目
- やさしい問題から実戦的な問題へと順を追って学習できる
口コミ
「これだけ理論 (電験2種これだけシリーズ)」←のリンク先にある
アマゾンでのレビュー評価は、星4.4/5です。
口コミまとめ(過去含む)
- 独学者向けの本
- 正統派のちゃんとしたテキスト
- 電験二種理論の足がかりに
ランキング第2位
1次試験用参考書おすすめランキング第2位は、
オーム社から出版されている「電験二種徹底マスター」です。
おすすめ第1位の「これだけシリーズ」より本のレベルが高いです。
これだけシリーズ<徹底マスターシリーズ ←こんな感じです。
理論:「電験二種徹底マスター 理論」
電力:「電験二種徹底マスター 電力」
機械:「電験二種徹底マスター 機械」
法規:「電験二種徹底マスター 法規」
おすすめ理由
- ポイントを絞ったていねいな解説
- テーマごとに最新の出題傾向に則した「確認テスト」を掲載
- 重要用語や解法のポイント、公式の使い方や計算のテクニックなどを解説
口コミ
「電験二種徹底マスター 理論」←のリンク先にある
アマゾンでのレビュー評価は、星3.7/5です。
理論番外編
理論のみとなりますが、すごく内容が詳細に解説があるおすすめの参考書があります。
それは「電験「理論」を極める!: 二種・一種対応」です。
これは現在は廃版となっている過去最強の電験2種の参考書完全マスターシリーズの理論レベルに内容が詳細になっています。
↓以下は廃版になっており、現在中古しかありません。
↓試し読みできます
この書籍は、完全マスター理論と同等レベルとなっています。
電験2種1次試験の鬼門である理論をマスターしたい方におすすめです。
口コミ
「電験「理論」を極める!: 二種・一種対応」←のリンク先にある
アマゾンでのレビュー評価は、星4/5です。
口コミまとめ(過去含む)
- 網羅的に解説がなされており、ずっと手元に置いておきたい
- 要点を整理するためにはよい
- よくまとまった良書、電気系大学生・院生にもオススメ!
参考:参考書のレベル
これまでに紹介した参考書のレベルを整理しておきます。
解説レベル順になります。
高:「おすすめ第3位」完全マスターシリーズ=「電験「理論」を極める!: 二種・一種対応」
中:「おすすめ第2位」徹底マスターシリーズ「電験二種徹底マスター」
低:「おすすめ第1位」これだけシリーズ「電験第2種1次試験これだけシリーズ」
おすすめ2次試験用参考書

ここからは電験2種「2次試験用」の各科目参考書の紹介をしていきます。
電験2種の2次試験は【電力・管理】と【機械・制御】の2科目があり、
その2科目ごとに「計算問題」と「論説問題」の2種類に分かれます。
表にすると
【電力・管理】 | 【機械・制御】 | |
「計算問題」 | ①【電力・管理】 「計算問題」 | ②【機械・制御】 「計算問題」 |
「論説問題」 | ③【電力・管理】 「論説問題」 | ④【機械・制御】 「論説問題」 |
以上の4種類問題に分かれるので各種紹介していきます。
ランキング第1位
電験2種2次試験用の王道のおすすめ参考書第1位は、
「電験第2種1次試験これだけシリーズ」です。
純粋な参考書としては、これしかありません。迷わずこれ一拓です!
電験2種を受験するほとんどの方がこの参考書を使用していると思います。
ランキングと言いながら、第1位しか紹介できないことをご了承くださいm(_ _)m
ほかに参考書が無い分過去問/問題集の方で専門的な書籍で勉強が可能になっています!
これだけシリーズ【電力・管理】
「計算問題」これだけ電力・管理 -計算偏- 改訂新版 (電験2種二次試験これだけシリーズ)
「論説問題」これだけ電力・管理 -論説編- 改訂新版 (電験2種二次試験これだけシリーズ)
電験2種二次試験これだけシリーズ これだけ電力・管理 -論説編- 改訂新版
これだけシリーズ【機械・制御】
「計算問題」これだけ機械・制御 -計算偏- 改訂新版 (電験2種二次試験これだけシリーズ)
「論説問題」これだけ機械・制御 -論説編- 改訂新版 (電験2種二次試験これだけシリーズ)
おすすめ理由
- 5項から構成されており、分かりやすい
⇒要点、基本例題、応用問題、重要点、演習問題の構成でステップで勉強できるため理解しやすい - 各分野に特化
⇒計算編であれば、「解答は計算途中を省略してない」などの工夫が盛り込まれています。 - 過去の試験問題を演習問題にしている
⇒実際の過去問題を採用することで、自分の実力自己診断が可能です。
電験2種 おすすめ 過去問

ここからは過去問編です!
紹介するのは1次試験と2次試験の過去問となります
過去問の種類としては、以下の3種類です。
- 1種類目:1次試験のみ掲載
- 2種類目:1次試験と2次試験の両方を掲載
- 3種類目:2次試験のみ掲載
表にすると以下となります。
一次試験 | 二次試験 | |
1種類目 | 〇 | × |
2種類目 | 〇 | 〇 |
3種類目 | × | 〇 |
この3種類を順に紹介してきます。
1種類目:1次試験のみ掲載
1次試験のみ掲載されている過去問は2種類あります。
1種類目が、各科目別で理論、電力、機械、法規それぞれが1冊に仕上がっています。
2種類目が、4科目掲載で4科目がすべて1冊に仕上がっています。
1.各科目がそれぞれが1冊ずつの過去問
おすすめは電気書院出版の「電験2種1次試験過去問マスターシリーズ」です。
2025年版 2024年3月2日発売!
理論:「理論の15年間」
電力:「電力の15年間」
機械:「機械の15年間」
法規:「法規の15年間」
この過去問の特徴は、過去問15年分が1冊に掲載されていることです。

以下がおすすめ理由です。
【おすすめポイント】
- 各科目に特化して勉強できる。特に理論!
⇒不得意・苦手科目がある場合でも特化して勉強することが出来ます。 - 15年分掲載があること!
⇒たいていの過去問は、5年や10年ですが、この過去問は15年分掲載されているため、
15年分をマスターすると科目合格は目前です! - 各テーマごとに集中して勉強ができる
⇒各テーマごとに分類されているため、苦手なテーマを集中的に勉強が出来ます。
2.1冊で4科目掲載されている過去問
おすすめは、オーム社出版の「5カ年掲載 電験二種1次試験完全解答」です。
2021年度、9年ぶりに最新版が発行されました。最新版は、10年分掲載され倍増になっています!!
この過去問は、実際に出題された4科目が1冊になった過去問です。
私も実際に使用していた参考書で分かりやすかったです。

以下がおすすめ理由です。
【おすすめポイント】
- コストが安い!
⇒4科目掲載されているため。1冊ずつ買い揃えるより経済的です。 - 解答を導き出すための根拠を詳しく解説
⇒1問ずつ詳しい解説がありますので、しっかり理解することが可能です。
2種類目:1次試験と2次試験の両方を掲載
おすすめは、電気書院出版の「電験2種模範解答集」です。
2025年版 2024年12月22日発売!
1次試験と2次試験をどちらもそのまま掲載しているのは、私の知る限りこれしかありません。
この模範解答集も昔からある書籍で、直近の過去5年分が掲載されています。

以下がおすすめ理由です。
【おすすめポイント】
- 毎年最新版が出版されている
⇒毎年1月前後にその年用の最新版が出版されますので、最新の出題で勉強することが出来ます! - 出題の範囲・傾向を知るのに最適
⇒1次試験・2次試験の全問題と解答・解説を掲載(最新年の2次試験は未掲載)。 - 応用力が身につく
⇒問題の解き方、誤りやすい解き方・別の解き方、もう一歩つき進めた考え方が解説してある。
3種類目:2次試験のみ掲載
おすすめは、電気書院出版の「電験2種2次試験標準解答集」です。
2024年度版 2024年7月25日発売
2次試験の過去問題をそのまま掲載しているのは、私の知る限りこの1種類しかありません。
この過去問は、過去10年分の過去問の問題と解答、考え方、解説を掲載しているものです。
私も実際にこの過去問を使用して合格しました。

以下がおすすめ理由です。
【おすすめポイント】
- 純粋に2次試験の過去問のみ掲載されている
⇒他の過去問は、テーマで分けたり、1次試験と混在したりと、純粋な2次試験のみの参考書は他にありません。 - 10年分の掲載がある
⇒ほとんどが5年分ですが、これは10年分掲載されています。 - 毎年、最新年度の発行がある
⇒毎年7月ごろに、最新年度分として発行されており、1次試験前から購入が可能となっています。
電験2種 おすすめ 試験対策問題集
試験対策問題集とは
ここでいう試験対策問題集とは、純粋な過去問では無く、
「過去問を精査、出題分野を整理、効率的に学習ができる問題集」
と定義します。
試験対策の種類としては、1次試験用と2次試験用の2種類があります。
1種類目:1次試験用
1次試験のみ掲載されている対策問題集です。
おすすめは、オーム社出版の「電験二種完全攻略: 1次試験対応」です。

以下がおすすめ理由です。
【おすすめポイント】
- 4科目全ての試験対策ができる!
⇒4科目掲載されているため、必要な科目を対策できます! - 約20年分の問題から精査されている!
⇒過去20年分の1次試験問題が精査・整理されているので、効率的は学習が行えます。
2種類目:2次試験用
電験2種の2次試験の問題は、以下の4つに分類されます。
【電力・管理】 | 【機械・制御】 | |
「計算問題」 | ①【電力・管理】 「計算問題」 | ②【機械・制御】 「計算問題」 |
「論説問題」 | ③【電力・管理】 「論説問題」 | ④【機械・制御】 「論説問題」 |
この4種類に対して、試験対策問題は3種類あります。
- 4つの分類全て掲載
- 論説問題に特化、論説問題のみ掲載
- 計算問題に特化、計算問題のみ掲載
この3種類でおすすめの問題集を紹介します。
4つの分類全てが掲載されている問題集
おすすめは、オーム社出版の「電験二種完全攻略 2次試験対応」です。
2次試験範囲を全てカバーしているため、
試験範囲全般をまんべんなく強化し、試験対策することが出来る
のがこの試験対策問題集の特徴です!
【おすすめポイント】
- 全240問が掲載されている!
⇒過去約20年に出題された全180問+平成25年度~30年度の2次試験問題60問が体系的に整理し掲載されています!240問の多くの問題をしっかり解くことで、合格する為の実力を付けることが出来ます! - あまり勉強時間が取れない場合の試験対策に最適!
⇒2次試験対策として、過去問をやったり、計算や論説に特化した試験対策問題をそれぞれ勉強すると時間が結構かかります。 1次試験合格直後など、あまり勉強時間を取れない場合は、2次試験全てをカバーしている為、この1冊を仕上げることで、合格率を高めることが可能です! - 頻出する問題が例題として取り上げられている!
⇒出題の狙いやポイント、さらに解法の手順を丁寧に解説する内容となっています。
論説問題に特化された問題集
おすすめは、電気書院から出版の「キーワードで覚える!電験2種2次論説問題」
↓試し読みできます
論説問題は、
- 記述解答の中にどれだけキーワードを盛り込めるか
- どれだけ知っているか
- どれだけ覚えているか
が合否に関係してきます。
本書は、昭和40年以降に出題された論説問題、口述試験問題の中から、特に重要な問題を厳選し、キーワードを示し、それを用いてどのように記述すれば良いのか解説しています。
計算問題に特化された問題集
断言します!電験2種は、計算問題が解けなければ合格できません!
計算問題は、
- 計算ミスが無く解ける事
- 応用力が必要であること
- 何度も解いて問題に慣れておくこと
などが求められます。
計算問題の対策は、絶対にやっておかなければなりません。
時間を許す限り、たくさんの問題を何回も解くのが合格への近道です。
過去問題だけでは、問題数が少ないため、特化した対策問題集が必須です。
おすすめ1冊目
おすすめは、電気書院出版の「戦術で覚える!電験2種2次計算問題」
↓試し読みできます
【おすすめポイント】
- 昭和40年以降に出題された計算問題の中から、特に重要な問題を厳選
- 戦術を示し、それを用いてどのように計算すればよいかを解説
- 各分野ごとに整理、精査された問題が掲載
また、1問1問を以下の流れで論理的に整理されているため、理解しやすいようになっています。
- 着眼点として、計算の流れ、注意点など
- 戦術として、問題の求め方、解き方など
- 解答
おすすめ2冊目
おすすめは、オーム社出版の「電験二種 計算の攻略」
↓試し読みできます
【おすすめポイント】
- 過去40年間で出題された計算問題の丹念な分析に基づき、合格に必須となる問題を厳選
- 演習問題には、選択肢を設けず、すべて自ら答を導く形式を採用
- 「解法のポイント」を交えて計算過程をていねいに解説
- 各節の冒頭には、問題演習に必要な重要項目を記載
- テーマについての全体像を把握できる
電験2種 おすすめ 電卓

ここからは電卓編です!
紹介するのは電験2種用の電卓(ランキング形式)と電卓操作テクニックです。
電験2種は計算する桁が増えるので電験2種用の電卓が必要になってきます。
必須機能や推奨機能など総合的に判断して、以下三つをおすすめの選定条件としました。
電験2種 電卓 選定条件
- 関数電卓で無いこと(関数電卓は使用禁止)
⇒3種と同じです。 - √(ルート)機能が付いていること(必須)
⇒3種と同じです。 - 桁数が12桁以上であること(推奨)
⇒ここが電験3種用と違います!3種の場合は、10桁電卓でも十分役に立ちますが、電験2種の2次試験では、複雑な計算が出てきますので、桁数が多いほど、誤差が少なくなるため12桁以上が必要です。
第1位
おすすめ第1位は、カシオの電卓「MW-12GT-N」です。
- 迷ったらこれ!電験2種に最適!
- アマゾンベストセラーでレビュー評価最高!
サイズは、縦14㎝×横10㎝×厚み3cm

以下がおすすめ理由です。
- 唯一の手のひらサイズで扱いやすい!
- ゼロゼロ「00」ボタンあり←電験2種では便利!
- シンプルイズベスト 操作しやすい!
- 2電源仕様(ソーラー・電池)で長持ち!
- 滑り止めゴムあり安定して使いやすい!
便利な機能
- ゼロゼロ「00」ボタン
2種以上になると、15000kVAや66000Vなど0を打つ回数が増えます。少しでも打つ回数を減らすために、「00」ボタンを活用しましょう。 - 桁下げ機能(パソコンの「バックスペース」と同じ)
間違った数字を入力してしまった時に後ろから一字ずつ消すことができます。
電験2種以上は、打ち込む数字が多くなりますので、この機能が無ければ、途中まで打ち込んだ数字をリセットして、一から打ち込む必要があります。
その機能を使うことで、時間ロスが減り、時間的にも精神的にも負担が軽くなるので、おすすめの機能です。
使用感
実際に私が電験1種合格時まで使用していたので、もう少し詳しくご紹介します。
手のひらサイズで扱いやすい

上記写真の通り、片手で握れるぐらいの手のひらサイズで、大きく小さくも無く扱いやすいです。
第2位
おすすめ第2位は、カシオの電卓「JF-120GT-N」です。
サイズは、縦18㎝×横11㎝
ランキング第1位のカシオより縦:約3.5センチ、横:約1センチ 大きいです。
角度調整ができるので大きく、見やすいのが好みの方は、これがベスト!!

以下がおすすめ理由です。
- 角度調整可能
- ゼロゼロ「00」ボタンあり←電験2種では便利!
- シンプルイズベスト 操作しやすい!
- 2電源仕様(ソーラー・電池)で長持ち!
- 滑り止めゴムあり安定して使いやすい!
こちらは、少しでも大きく見やすさを重視した電卓です。
第3位
おすすめ第3位は、シャープの電卓「EL-N412K-X」です。
サイズは、縦17㎝×横11㎝
ランキング第1位のカシオより縦:約2.5センチ、横:約1センチ 大きいです。
シャープ製が好みの方はこれがおすすめです!

以下がおすすめ理由です。
- サイレントキー
- ゼロゼロ「00」ボタンあり←電験2種では便利!
- シンプルイズベスト 操作しやすい!
- 2電源仕様(ソーラー・電池)で長持ち!
- 滑り止めゴムあり安定して使いやすい!
電卓ランキングまとめ
最後に、一覧表にまとめてみました。
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 |
メーカー | カシオ | カシオ | シャープ |
型式 | MW-12GT-N | JF-120GT-N | EL-N412K-X |
桁数 | 12桁 | 12桁 | 12桁 |
電源 | ソーラー・電池 | ソーラー・電池 | ソーラー・電池 |
サイズ | 縦14.5㎝×横10㎝ | 縦18㎝×横11㎝ | 縦17㎝×横11㎝ |
特徴 | ・手のひらサイズ | ・少し縦に長い ・角度調整可能 | ・少し縦に長い |