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2025年更新!電験2種合格率&合格推移!難易度&偏差値ランキング

電験2種 合格率 難易度 偏差値 電気主任技術者
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このページでは、電験1種に独学で合格した著者が紹介する

電験2種

1.最新合格率過去合格率推移

2.難易度偏差値ランキング

を紹介しています!

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電験2種 合格率

一般財団法人 電気技術者試験センターのプレスリリースより。
最新年度の合格率を反映済み。
2024年10月1日 一次試験分更新
2025年●月●日 二次試験分更新

最新合格率

一次試験 合格率

総合 合格率
年度受験者数(人)合格率(%)
2024(令和6年)7,47928.9

科目別 (理論・電力・機械・法規) 合格率

年度理論(%)電力(%)機械(%)法規(%)
2023(令和5年)16.640.834.946.4

二次試験 合格率

年度受験者数(人)合格率(%)
2023(令和5年)2,68217.7

過去合格率推移

赤字:最高合格率
青字:最低合格率
緑字:平均値

一次試験 受験者数と合格率推移

年度受験者数(人)合格率(%)
20247,47928.9
20236,31824.5
20226,18935.2
20215,97925.7
20206,23527.2
20196,91523.6
20186,63124.1
20176,57026.4
20166,52122.3
20156,41824.3
20146,67623.9
20136,45224.0
20127,03424.9
20116,65915.7
20106,78622.8
20096,74326.8
20086,69323.5
20076,83217.9

上記表の合格率の平均値は24.3%です!

科目別 合格率推移
年度理論(%)電力(%)機械(%)法規(%)
202411.851.050.744.0
202316.640.834.946.4
202217.935.347.635.0
202119.341.319.254.3
202012.446.237.633.8
201917.130.143.131.5
201818.338.023.030.5
201719.654.338.327.1
201620.543.323.029.4
201513.851.923.338.9
201418.631.525.947.3
201338.663.641.160.5
201232.072.351.662.8
201128.469.136.137.0
201033.451.155.761.2
200936.554.452.958.1
200834.375.041.144.6
200731.637.538.061.4
平均値27.153.537.546.5

以上を見ると、最低と最高の合格率は、2倍以上の開きがあります。

二次試験 受験者数と合格率推移

年度受験者数(人)合格率(%)
20232,68217.7
20222,90424.0
20212,40717.2
20202,51227.9
20192,51322.8
20182,62414.5
20172,43513.5
20162,36419.4
20152,40612.3
20142,44314.3
20132,50311.3
20122,24913.5
20111,94211.3
20102,63615.6
20092,49010.2
20082,25130.0
20072,15611.4

上記表の合格率の平均値は16.9%です!

過去合格点&合格基準推移

一次試験  合格基準推移

一次試験の合格点は、54点以上/90点です。
(※2015年より90点満点。それ以前は100点満点。)
ただし、年度ごとに、問題の難度によって、合格基準が引下げ(調整)られる場合があります。
なお、合格基準など発表は、10月20日ごろに一般財団法人 電気技術者試験センターのHPで発表されます。

それでは、合格基準の推移を見てみましょう。

年度理論(点)電力(点)機械(点)法規(点)
202454545454
202354545454
202254545454
202154515454
202054545454
201951535350
201849525252
201754545454
201650505047
201542515051
201455.2555.7656.3058.00
201353.3055.0050.7755.00
201246.558.0058.0058.00
201154.7355.0054.2645.65
201055.3260.0060.0060.00
200954.8660.0060.0060.00

以上の推移を見ると、太字は合格基準が引下げ(調整)られた所です。

2022年度以降は、調整がありません。

二次試験 合格基準推移

二次試験は、2科目受験となり、2科目合算で合否を判定します。

電力・管理:90点、機械・制御:90点 合計180点です。

二次試験の合格点は、108点以上/180点満点(100 点満点換算で60点以上)です。

108点以上/180点満点を取ると確実に合格できます。
ただし、足切りがあるので注意が必要です。

たとば、電力・管理:90点、機械・制御:20点 合計110点

となり、108点以上の合格点は取れていますが、

機械・制御:20点が平均点より低ければ不合格となります。

ちなみに、この平均点は開示されておらず、わかりません。

ですから、一方が極端に高くて、もう一方が低い場合は、注意が必要です。

年度ごとに、問題の難度によって、合格基準が引下げ(調整)られる場合があります。

なお、合格基準など発表は、10月20日ごろに一般財団法人 電気技術者試験センターのHPで発表されます。

それでは、合格基準の推移を見てみましょう。

年度合格基準
2023100 点満点換算で56.7点以上
(実得点180点満点で102点以上))、
かつ、各科目ともに平均点-5点以上
2022100 点満点換算で60.0点以上
(実得点180 点満点で108点以上)
かつ、各科目ともに平均点以上
2021合格基準を100点満点換算で56.7点以上
(実得点180点満点で102点以上)、
かつ、各科目ともに平均点-5点以上
2020100 点満点換算で60.0点以上
(実得点180 点満点で108点以上)
かつ、各科目ともに平均点以上
2019100 点満点換算で60.0点以上
(実得点180 点満点で108点以上)
かつ、各科目ともに平均点以上
2018100 点満点換算で60.0点以上
(実得点180 点満点で108点以上)
かつ、各科目ともに平均点以上
2017100 点満点換算で55.0 点以上
(実得点180 点満点で99点以上)
かつ、各科目ともに平均点- 5 点以上
2016100 点満点換算で55.0 点以上
(実得点180 点満点で99点以上)
かつ、各科目ともに平均点- 5 点以上
2015100 点満点換算で50.0 点以上
(実得点180 点満点で90点以上)
かつ、各科目ともに平均点- 5 点以上
2014100 点満点換算で56.7 点以上
(実得点180 点満点で102点以上)
かつ、各科目ともに平均点- 5 点以上
2013100 点満点換算で50.0 点以上
(実得点180 点満点で90点以上)
かつ、各科目ともに平均点- 5 点以上
2012100 点満点換算で55.0 点以上
(実得点180 点満点で99点以上)
かつ、各科目ともに平均点- 5 点以上
2011100 点満点換算で51.6 点以上
(実得点180 点満点で93点以上)
かつ、各科目ともに平均点- 5 点以上
2010100 点満点換算で55.0 点以上
(実得点180 点満点で99点以上)
かつ、各科目ともに平均点- 5 点以上
2009100 点満点換算で51.6 点以上
(実得点180 点満点で93点以上)
かつ、各科目ともに平均点-5 点以上

以上の推移を見ると、太字は合格基準が引下げ(調整)られた所です。

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電験2種 難易度&偏差値

難易度

勉強時間での難易度比較

資格合格には目安となる勉強時間があります。
それらから電験2種がどの位置にいるのか考察してみましょう。

著者
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青字は、著者が取得している資格です

資格取得の勉強時間目安

※得意不得意などが在りますので、大体目安の±20~30%が勉強時間の範囲

第1種電気主任技術者(電験1種) 1500時間
社会保険労務士 1200時間
第2種電気主任技術者(電験2種) 1000時間
日商簿記1級 800時間
エネルギー管理士(エネ管) 800時間(電験3種+200時間)
行政書士 700時間
第3種電気主任技術者(電験3種) 600時間
マンション管理士 450時間
宅地建物取引主任者 350時間
二級建築士 300時間 
建築物環境衛生管理技術者(ビル管) 300時間
1級電気工事施工管理技士 300時間
日商簿記2級 250時間
ファイナンシャルプランナー2級 180時間
第1種電気工事士 150時間+実技練習
第2種電気工事士 75時間+実技練習
ファイナンシャルプランナー3級 100時間
ビジネス実務法務検定2級 70時間
第一種衛生管理者 60時間
日商簿記3級 50時間
ビジネス実務法務検定3級 50時間
危険物取扱者乙種第4類 40時間
二級ボイラー技士 40時間

電験2種のみの勉強時間は約1000時間です。電験3種も含めると約1600時間にもなります。

電験3種が1000時間、電験2種が400~600時間というのもよく聞きます。

いずれにせよ、電験2種を取得するので約1600時間必要なので、相当難しい試験であることには間違いはありません!!

一次試験の難易度(筆者の受験経験)

著者
著者

次は電験2種の難易度について筆者の受験の経験から感じた難易度です。

一次試験で、唯一難しいのは「理論」です。

新たに「微分・積分・微分方程式」や「ラプラス変換」などの数学知識が必要になり、それに伴う問題が出題されるようになります。

それ以外の科目は、電験3種と同じか、少し難しくなる程度で、電験3種合格者であれば、少し勉強すれば合格できるレベルです。

二次試験の難易度(筆者の受験経験)

ズバリ!一次試験と比較すると相当難しいです。理由は、完全記述式であること。

一次試験までは、選択肢に答えがありそこからヒントで解ける場合もあります。

二次試験は、ヒントが全くない状態で、一からすべて自分で考える必要があるため、中途半端な知識では完答することができません。

合格するためには、相当な勉強時間と理解力が必要になってきます。

電験2種にお勧めの参考書はこちらで紹介しています。

電験2種 一次試験科目別 難易度

次に、一次試験の各科目難易度を見ていきましょう。

このページの前半で紹介した科目別合格率の平均値を見ると、

理論>機械>法規>電力となります。

明らかに、「理論」の難しさが数字に出ていますね!

偏差値ランキング

偏差値 インターネット ランキング

次に、比較対象として、インターネットで収集した情報を使いたいと思います。
色々なデータを整理し、必要分だけピックアップし、偏差値ランキングを作成しました。
※有名・技術系を残し、医師関係・英語系・国家公務員などは排除
 独断と偏見に基づいていますので、色々ご意見あると思いますがご了承ください。

偏差値順

69:弁護士
67:公認会計士
65:弁理士
63:電験1種、技術士(上位)、司法書士
62:税理士、弁理士
61:環境計量士、一級建築士
60:技術士(下位)、英検1級、電験2種、不動産鑑定士
59:一陸技、エネルギー管理士、社会保険労務士
58:電験3種、気象予報士、中小企業診断士
57:行政書士、宅建(宅地建物取引主任者)
56:簿記1級、電気通信主任技術者   
55:測量士、マンション管理士
54:2級建築士
53:建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 
52:技術士補、基本情報技術者、管理業務主任者
51:工事担任者総合種
49:日商簿記2級、1級電気工事施工管理技士
48:1級ボイラー、2種冷凍、第一種電気工事士、FP2級(ファイナンシャルプランナー2級)
46:第二種電気工事士
45:危険物甲、FP3級
44:ビジネス実務法務検定2級
43:第1種衛生管理者
42:ビジネス実務法務検定3級、日商簿記3級
38:危険物乙、2級ボイラー

著者
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客観的に見ても電験2種は、偏差値60あるので難しい分類に入りますね!