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2025年!ビジネス実務法務検定2級の勉強方法と勉強時間&試験日等

ビジネス実務法務検定
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このページではビジネス実務法務検定3級と2級に独学で一発合格した筆者がビジネス実務法務検定2級

1.試験概要(受験申込方法、申込期間、試験日、試験時間、試験科目、問題数など)
2.独学で合格できる勉強方法

3.独学で合格に必要な勉強時間

を紹介しています!

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2025年度 試験概要

受験資格

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結論から言いますと、誰でも受験できます!

ただし、試験当日において、日本国内に居住している方に限ります。

買い学歴・年齢・性別・国籍による制限はありません。

ですから、高校生でも、女性でも、大学卒業していなくても誰でもOKです。

いきなり2級からの受験や、2・3級の併願受験も可能です。

試験方式

ビジ法2級の受験方式は、2種類あります。

IBT方式(Internet Based Test・インターネット経由での試験)

受験者ご自身のパソコン・インターネット環境を利用し、受験する試験

CBT方式

各地のテストセンターで備え付けのパソコンで受験する試験

受験料

 IBT方式:7,700円(税込)

 CBT方式:7,700円+CBT利用料2,200円(税込)

問題数と点数

40問

前半の20問は、各3点の60点

後半の20問は、各2点の40点

計100点満点

合格点

70点以上

足切りや合格点の調整などはありませんので、70点以上取れば合格確定です!

申込期間と試験日(試験期間)

※IBT・CBT方式共通

第57回

【申込期間】2025年5月16日(金)10:00 ~ 5月27日(火)18:00

【試験日・試験期間】2025年6月19日(木)~ 7月7日(月)

第58回

【申込期間】2025年9月19日(金)10:00 ~ 9月30日(火)18:00

【試験日・試験期間】2025年 10月23日(木)~ 11月10日(月)

申し込み方法と受験までの流れ

申込登録をする

申込期間中に、インターネットで申込登録を行います。

受験料を支払う

クレジットカード決済またはコンビニ決済のみ

※ 受験料支払後の受験級の変更やキャンセルはできません。

※ 主催者の判断による試験中止の場合を除き、使用機器(通信設備の不具合や通信障害などを含む)や受験環境の不備などのいかなる理由でも受験料の返金や次回への振替はできません。中止の場合は受験料のみを返金

お申込み完了

決済手段にかかわらず、申込完了メールが送信されます。

※ 受験票は発行ありません。

受験後に関する事

WEB成績票照会

IBT・CBT方式になったことで、試験後すぐに合否が分かる様になりました。

合格証発送

従来のカード型の合格証は無くなり、デジタル合格証(オープンバッジ)に変更になっています。

2級受験・合格した感想

ビジ法2級は、合格率の幅が、16~55%と大きいので、受ける回にも左右されますが、

ビジ法3級よりは格段に難しい試験だと思いました。

2級は、全体的に文字数も多い、悩む回答も多いなどの特徴があります。

3級の時とは、あまり時間が足りないと感じることが無かったですが、2級の場合は1問3分という時間が少なく感じる試験でした。

合格率50%強だけを見ていて、なめていると痛い目にあう可能性がある試験だと思います。

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独学合格できる「勉強方法」

資格の勉強を始めるとき、効率の良い勉強をしたいので、

  • 何から勉強すれば良いのか
  • どのように勉強すれば良いのか

など、色々悩みますよね。

ビジ法2級の勉強方法の概要は、

ズバリ!

「テキストを参考にしながら問題集を3回転以上解く」

要するに過去問を中心に勉強するだけです。

その理由

テキスト/参考書は、勉強量が多すぎるから!

2級は、3級と比較すると、あたりまえですが、

  • 難易度上昇
  • 法令及び勉強範囲が格段に上昇

となります。

参考書の多くが400ページ以上あり、全てを勉強すると膨大な時間が必要になってきます。

ですから、問題集から勉強することが非常に効率的になります!

勉強に使用するおすすめ過去問及び問題集

ビジネス実務法務検定試験は、その年度の東京商工会議所が発行する公式テキスト(公式参考書)に準拠して出題されます。

ということは、同じ公式問題集を使う方が試験には適しています。

実際に、私もこの公式問題集を使って勉強し、合格しました。

この公式問題集は、

  • 実際の出題形式で収録されている
  • 出題の問題に関連する各章ごとに類似問題がまとまっている
  • 過去直近3年分の過去問が収録されている

という特徴があります。

上記の公式問題集はこちらで紹介しています。

具体的な勉強方法

それでは、具体的な勉強方法について説明をしていきます。

流れとしては、上記の問題集の各章を繰り返し勉強するだけなのですが、

むやみに勉強するよりも以下の勉強方法が

効率的 & 合格率UP

することができます!

勉強方法 ①

問題集は、最低3回転以上勉強する!

本番の試験では、問題集から、類似の問題が多数出題されます。

ですから、公式問題集の中身をしっかり理解し、かつ記憶の定着が必要になります。

推奨の回転数は、3回転以上で、各回転ごとに目的をもって勉強することが大事になります!

 1回転目

しっかり時間をかけて問題を解き、徹底的に理解する!

本番の試験では、1問あたり3分で解く必要があります。

問題を見ると分かりますが、1問3分は非常に短いです。

これが3分で解けるの?と思う問題も多数あります。

ですが、焦ることはありません。

徐々に慣れていくので、1回転目は、時間を気にせず、しっかり問題を読み、解答してみてください。

そして、間違った問題、わからない問題の解説をしっかり良く読み、理解にすることに努めます。

公式問題集の解説で、理解できなかったり、不十分な場合は、

関連する公式テキストのページが問題集に記載されているので、該当するページを

しっかり読み解きましょう!!

また、暗鬼が必要なところはノートにまとめておくと、後々役に立ちます!

2回転目

普通に解いてみて、弱点の問題を確認・克服する。

2回転目は、普通に全問解いてみます。

1回点目である程度、理解できているはずですが、「これどういう意味?」と、

理解不足な箇所が必ず出てくるはずです。

そのような、理解が足りない問題、間違った問題を深堀することに努めます。

2回転目は、1回転目である程度理解が進んでいるので、そこまで時間がかからないと思います。

3回転目以降

弱点の問題のみ、再確認する。

3回転目は、2回転目で間違った問題や苦手な問題のみ解きます。

それの繰り返しで、弱点を克服していきます。

勉強方法②

各章ごとに繰り返し勉強をする!

1冊を通しで勉強するのではなく、各章ごとに繰り返し勉強をします。

この方が理解度が上がり、非常に効率的です!

理由
著者
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公式問題集を例に理由を説明します。

例えば、公式問題集第1章~9章まで通しで勉強すると20時間かかるとします。

平日1時間しか勉強しないのであれば、2回転目をするのは1か月後ということになります。

はじめの方に理解した問題であれば、1か月もたてば記憶の定着ができておらず忘れることが大半で、再度思い出す時間がロスになります。

短時間で、何回も繰り返す方が、効率的かつ、記憶の定着に有効です。

ですから、

1回転目

第1章⇒第2章⇒~⇒第8章⇒第9章

2回転目

第1章⇒第2章⇒~⇒第8章⇒第9章

3回転目以降

第1章⇒第2章⇒~⇒第8章⇒第9章

勉強するのはNG

1回転目、2回転目、3回転目以降~

第1章⇒第1章⇒第1章

第2章⇒第2章⇒第2章



第8章⇒第8章⇒第8章

第9章⇒第9章⇒第9章

と勉強をします。

勉強方法③ 過去問編

過去問題を解き、時間を測定。時間感覚を養う!

公式問題集の後半に収録されている実際の過去問題は3回分あります。

第1章~9章まで勉強が終えてから、着手することをお勧めします。

勉強方法①、②である程度理解が進んでおり、問題を解ける知識があるので、

実際に時間を計って、解いてみましょう!

本番は、120分で40問ですので、1問3分です。

ただし、問題によっては、1問2分で解けたり、3分以上かかる問題もありますので、例えば、5問やって15分以下であれば、そのままのペースで。

15分以上あれば、ペースを上げるなどの感覚をつかんでください。

勉強方法④ 過去問編

自己分析を行う!

各回の過去問は、何点取れたかしっかり、把握しておいてください。

今時点で、合格点を取れるレベルにあるのか無いのか?

無いのであれば、どの分野が苦手なのか?などをしっかり自己分析し、

少しでも弱点克服に努めましょう!

勉強方法⑤ 過去問編

過去問の弱点問題も徹底的に克服を!

過去問も勉強方法①、②と同様に間違った問題や弱点の問題をしっかり理解しておきましょう!

過去問にも、公式テキストのページ数の記載がありますので、テキストを使って理解の深堀をします!

番外

使用する公式テキスト、公式問題集は、最新のものを使うことをお勧めします!

理由
  • その年度の試験は、その年度の公式テキスト及び問題集から出題される
  • 毎年少しずつでも、内容が変わっている

勉強方法 まとめ

最後に勉強方法について、まとめておきます。

勉強方法

公式問題集を3回転以上解き+公式テキストを参考に勉強するだけ!

  1. 公式問題集は、最低3回転以上勉強する!
  2. 各章ごとに繰り返し勉強をする!
  3. 過去問題を解き、時間を測定。時間感覚を養う!
  4. 自己分析を行う!
  5. 過去問の弱点問題も徹底的に克服を!
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合格に必要な「勉強時間」

一般的な勉強時間

約60時間以上!

一般的に言われている勉強時間です。

ただし、この勉強時間は、法律、特に民法に詳しい方の勉強時間だと思われます。

法律初学者であれば、もっと時間が必要で100時間以上は必要だと思われます。

筆者の勉強時間

独学で勉強した時間は、合計で約77時間です!

ちなみに、私が持っている法務に関係する資格は、

ビジネス実務法務検定3級、宅建です。

ある程度の法務知識があるつもりでしたが、それでも約77時間かかりました。

筆者の勉強期間

勉強期間は、約3か月です。

以下のように勉強しました。

  • 試験日の3か月前から勉強開始
  • 平日1時間のみ
  • 過去問する時だけ2時間弱
  • 休日勉強一切無し
  • 試験1週間前は、総復習で1日2時間

仮に1日2時間以上勉強すれば、1か月での取得も可能と思われます!

勉強時間の詳細実績

では、筆者が上記で使った問題集を使って77時間勉強した内訳を紹介していきます。

各章の勉強時間

トータル:42時間20分

使用した書籍:公式問題集を基本に行い、わからないところは公式参考書とインターネットを使用

公式問題集は、各章を3回勉強しました。

 1回目2回目3回目合計
第1章(18問)4時間10分2時間15分1時間15分7時間40分
第2章(20問)4時間15分2時間45分1時間35分8時間35分
第3章(11問)1時間25分50分35分2時間50分
第4章(25問)3時間20分2時間10分1時間5分6時間35分
第5章(21問)5時間20分2時間15分1時間15分8時間50分
第6章(5問)40分20分10分1時間10分
第7章(8問)1時間10分55分45分2時間50分
第8章(7問)1時間10分30分25分2時間5分
第9章(5問)50分40分15分1時間45分

当たり前ですが、問題数の多い順に勉強時間も多くなります。

問題数が多く、出題割合が多いのは、

民法、会社法、商法

この3つです!この3つで100点満点中の約半分が出題されます。

過去問の勉強時間

トータル:22時間35分

使用書籍:公式問題集の中の直近過去問3回分

過去問は、各回を2回行いました。

 1回目1回目見直し2回目+見直し合計
過去問1回2時間20分3時間45分1時間35分7時間40分
過去問2回1時間45分3時間35分1時間45分7時間5分
過去問3回2時間4時間10分1時間40分7時間50分

まとめの勉強時間

試験1週間前は、公式問題集に書き込んだポイント及び弱点問題を1通り復習しました。

トータル:12時間